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むちゃむちゃ

むちゃむちゃ19歳おばあちゃん犬

Twitterでは文字制限があり、長い文章は書けないのでこちらに少しむちゃむちゃについて書かせていただきます。

むちゃむちゃが虹の橋を渡り1ヶ月が経ちました。
Twitterを開くのが辛かったので、もう何にもするのやめようと思っていたのですが、これまで応援いただいた方々や老犬仲間の姿を見て、もう少しむちゃむちゃの事を発信しようと思いました。
私自身も、Twitterには気になるワンコがたくさんいて、見ているだけで癒しをたくさんもらっています。
きっと、そんな感じでむちゃむちゃを見ている方もたくさん居たのだと思います。
なので、新しい写真は撮れませんが、撮りためた写真を少しずつでもアップしていこうと思います。

直接DMをいただいたことや、コメントで多かった内容に触れつつ、むちゃむちゃについて書いていきます。

むちゃむちゃの生い立ち

むちゃむちゃは保護犬で、2003年7月11日に我が家に来ました。
生後3ヶ月ということで、誕生日は2003年4月11日にしてあります。

母親は柴犬のmixだったそうですが、父親の犬種はわかりません。
Twitterのヘッダー写真に当時いただいた写真がありますが、兄弟4匹の中でも唯一タイプが違う感じの犬でした。
左から2番目のムクムクした犬です。

この姿からなのか、貰い手が見つからず、保健所行という話を聞いて私の母が連れて帰ってきました。

むちゃむちゃの先代犬

話が少しそれますが、
我が家には先代犬がおり、こちらも割と長生きで17歳まで生きました。
先代犬は私が幼稚園生の時に、林にいた野良犬が産んだ仔犬を拾って家に連れて帰ってきました。
お腹に多数のダニがついており、母親が動物病院に連れて行ったところ、栄養失調もあり生命の危機でもありました。
そのままお世話をすることになり、17年間我が家の愛犬として過ごしました。

母も祖母もとても可愛がっていたので、虹の橋を渡った際には、別れの辛さから二度と犬は飼わないと話しておりました。

しかし、その2年後に母が貰い手の見つからない仔犬だったむちゃむちゃを連れて帰ってきました。

母は「1日だけ飼ってみる。」という謎の言い訳の元、むちゃむちゃを飼い始めました。

当時大学生だった私は、自分は社会人になるのでなかなか世話はできないけど母が世話をするなら良いよと話し、我が家に迎え入れました。

むちゃむちゃ幼犬時代

保護されていた動物病院では、猫と一緒に生活していたという事で、なんとなく猫っぽい性格で、動きも猫っぽかった印象を覚えています。

むちゃむちゃは若い頃は顔はどちらかというと黒でした。
17歳くらいから、どんどん顔の白髪が増えていって、皆様が見ているミッキーマウスのような髪の毛のお顔になりました。
なので、私はずっと見てきているので違和感ないのですが、きっと最近のむちゃむちゃを知った方は違う犬に見えると思います。

1歳の時

喜んで耳が垂れているのですが、口の周りが泥棒ひげみたいで面白いですよね。

むちゃむちゃ成犬時代

とにかく、庭が好きで、毎日庭で走り回っていました。
17歳くらいから本格的に室内犬になりましたが、それまでは台風の日であっても、家の中に入れると、「外に出せ~」と吠え続けるくらい。
でも、雷はやはり苦手で、物置の下に穴を掘ってもぐりこんでおりました。

3歳の時

顔が茶色く違う犬に見えなくもないですが、足のもふもふ感は同じです。

2010年に私が結婚して実家を出た後も、帰るたびに甘えてくる姿はとても可愛く、癒しの存在でした。
その後、子どもが産まれ、実家に行くたびに孫を可愛がる母に嫉妬している姿も可愛かったです。

9歳の時

まだまだ鼻の周りが黒くて、お顔がシュッとしてるんですよね。

むちゃむちゃ高齢犬時代

とても可愛がられていたむちゃむちゃなのですが、2015年に祖母が施設に入り、2016年に母が他界しました。
急に可愛がってくれていた母と祖母がいなくなり、むちゃむちゃも何か異変に気が付いていたと思います。
父はペットの世話をしたことが無い人間でしたので、四苦八苦していました。

14歳の時

母が他界した後はむちゃむちゃは元気がなくなっていました。
しかし、翌年に私が家族とともに実家に戻り、父と暮らすことになりました。
私とむちゃむちゃとの生活が再開しました。
私にたくさん甘えることができるようになったことや、子どもたちからの刺激もあり生き生きとしてきました。

16歳の時

トリミング後ということもあり、髪の毛みたいになっていますね。

むちゃむちゃ超高齢犬(ハイシニア)時代

16歳を過ぎると、ここからどんどん高齢化と、なんだか仔犬のようになっていきました。
だいぶ今の姿に近くなってきたと思います。

それでも、庭の土の上が大好きで、夜でも家に入れると相変わらず「外に出せ~」と吠え続けていました。

ただ、17歳くらいから夜泣きが酷くなり、家の中に入れるようになりました。
父と交代で夜中2時3時に散歩に行くこともしょっちゅうありました。

辛かったですけど、愛しかったので頑張れました。

朝起きたらうんち祭りが開催されていることも何度もありました。
自分でも嫌だったんでしょう。情けない顔をしながら助けを求めてきゅんきゅん鳴いている愛おしい姿。
吐き気を堪えて処理をしたのも、過ぎてしまえば良い思い出です。

18歳ころからは、皆様が知っているむちゃむちゃです。

まるで仔犬のような姿で、おとぼけな顔なのに自己主張が強く、いろいろと訴えてくるおばちゃん犬。
寒さ対策に服も着るようになりました。
幸いなことに目もまだ見えていて、キラキラした目でよくおやつをおねだりしてきました。

亡くなる直前まで食べることが大好きでした。
よく空の器に顔を突っ込んでは、こちらに目線を送るご飯くれアピール。

ご飯が欲しいときに、撫でてほしいのかと思い撫でると、手を振り払うかの如く頭で避けて目で訴える。
逆に撫でてほしいときはご飯に目もくれなかったり…。

とにかく、毎日毎日愛おしさと癒しでいっぱいでした。

徐々に足が弱ってきて、おむつが必要になった時も、おむつを嫌がることなく受け入れてくれました。
おむつ姿も可愛かったです。

今でも、当時のむちゃむちゃは本当に可愛かったなぁと思います。
あまりにもむちゃむちゃに構いすぎて、子どもたちが嫉妬していましたから。

むちゃむちゃの最期

むちゃむちゃの最期は、私一人が看取りました。

尿毒症が悪化して、痙攣が何度も起き見るのが辛かったですが、痙攣中はそばに居て手を添えてずっと声をかけていました。

隣で一緒に寝て、ずっと頭を撫でていたのですが、私もついうとうとしてしまい意識が飛びました。
ちょうど、私の腕がむちゃむちゃの顔の上に乗っかったままになってしまい、「うおん!」なんて声を出してきて目が覚めました。
「ちょっと邪魔だよ腕、重いよ」なんて言っていたのでしょう。

「ごめんごめん」と愛しさを感じながらずっとそばに居ました。

 

呼吸が徐々になくなり、心臓の動きもほぼ止まってきたときに、ずっと耳元で話しながら顔を撫でていました。

最後の最後に目を細めていつもの嬉しそうな顔をしてくれたのが今でも目に焼き付いています。

 

優しい顔をしながら微笑んでゆっくり息を引き取りました。

最後に

Twitterは登録はしていたものの、投稿を始めたのは2021年11月ごろなので、8ヶ月程度しかできていません。

自己満足で、思い出を残しておこうと始めたもののたくさんの方々に可愛がっていただきとても嬉しく思っています。

こうして、最後に誰に話すでもなく自分の中に思い留めておいたものを書く機会もできました。

夜遅く帰ってきて、ドアを開けた時に起きて待っててくれる姿。
いびきをかいて寝てて、全く気が付かない姿。
朝起きて散歩に待ちきれなくて乗り出している姿。
ごはんが欲しくて右脚だけ軽く地団駄踏んでいる姿。
気が付いているのに、聞き耳立てて寝たふりしている姿。
撫でられて嬉しそうにしている姿。

全てが愛しかったです。
数えきれないほどたくさんの思い出に感謝しております。

向こうできっと母と祖母、たくさんのお友だちと楽しく過ごしているでしょう。

 

最後にこんなことを言うのもあれなんですが、多くの方が「ママさん」って私のことをおっしゃっていましたが
私は男性です。
かといって、むちゃむちゃの「パパさん」でもありません。

当時大学生だった私は、むちゃむちゃにとって「お兄ちゃん」であり続けました。
今は、40歳を超えてるので一般的にはお兄さんと呼ばれるのは厳しいですが…。

何度か、コメントの返信で「ママさん」じゃないですよ^^。
って書いたので、知っている方もいるのかとは思いますが、やっぱり普通に考えるとママさんだと思いますよね。

この記事をここまで読んで気が付いてくれた方は、普通に「主さん」って呼んでいただければと思います。
決して、「お兄さん」と読んで欲しくて訂正を伝えたわけではないのであしからず。

Twitterは気ままに、むちゃむちゃの事をつぶやいていきます。
新たな写真はありませんが、どうか皆様の癒しにつながっていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
長文駄文失礼いたします。

むちゃむちゃのLINEスタンプ

むちゃむちゃのLINEスタンプを作っていただいたデザイナーの方

Inuversity(イヌバーシティ) ~いぬ大学~ 犬のしつけ教材